どうも、庭主です。
今回は “世界観が凄い音楽” というテーマで記事を書いていきます。
皆さんが何か曲を聴いたとき、雰囲気に飲み込まれそうになったり圧倒されたりした経験はないでしょうか?
ここでは、世界観や雰囲気がズバ抜けている音楽を7曲ご紹介します!
様々なジャンルの曲を選んでいますので、好みの曲が見つかることも多いかと思います。
恐らくこの記事を読み終える頃には、また戻って聞き直したくなる曲に出会えていることでしょう。
是非、いつもよりも音量を大きくして曲の雰囲気を存分に楽しんでください。
また、筆者の個人的な趣味に基づくものですので、根拠は一切ないということをご理解頂ければと思います。
では始めます!
※ちなみに筆者の感想のようなものが添えられていますが、文章下手なもので随分と読みにくいでしょうし、他人の感想が想像の邪魔になるという方もいるかもしれません。
それでもいいよって方は読んでいただけると非常に嬉しいのですが、それ以外の方は読み飛ばして頂いて大いに結構です。
それぞれのかたちで音楽を楽しんで頂ければと思っています。よろしくお願いしますね。
フクロウ〜フクロウが知らせる客が来たと〜
www.youtube.com
KOKIA 歌・作詞・作曲 : KOKIA
KOKIAさんのアルバム『どうぶつの音楽会』収録曲。
歌声が非常に幻想的で美しく、メロディとピアノの伴奏は世界観に奥行きを与えていますね。
歌詞ではフクロウが森の番人のように描かれ、訪問者を試すかのような掴みどころの無さがなんとも魅力的。
まるでお伽話の世界の森に迷い込んでしまったかのような感覚にさせてくれる曲で、どこからかザワザワと風で枝葉が擦れ合う音が聞こえてくる気すらします。
こちらの曲はiTunesやストリーミング、アマゾン等に存在せず、「コキア印」と呼ばれる公式販売サイトでのみ取り扱っているようです。
↓ KOKIAさんの曲を紹介させて頂いている記事です。気になった方は是非。
Lovely
Billie Eilish, Khalid – lovely
Billie Eilish with Khalid
Netflixオリジナルドラマ『13の理由』挿入歌。
ピアノとバイオリンの静かなイントロが印象的で、哀愁を帯びて鬱屈とした曲調は筆舌に尽くしがたい雰囲気があります。
重たくのし掛かるようなメロディラインが際立ちますが、同時に2人の歌声には「憂い」と「足掻き」が共存しているように筆者は感じました。
歌詞にある”Heart made of glass,my mind of stone”(心はガラスのように繊細なのに、頭は石のように頑固)は非常に共感できますし、複雑な感情を言語化している点が素晴らしいと思います。
MVの再生回数は7億回と桁違いで、流石Bille EilishとKhalidだなと思わざるを得ません。
映像が極めて示唆的なため様々な考察や解釈が生まれていそうですね。
- 発売日: 2018/04/18
- メディア: MP3 ダウンロード
見えない手
【東方Vocal/Electronica】 見えない手 「Halozy」 【Subbed】
Halozy 歌 : emaru アレンジ・作詞 : Asahi(アサヒ) 原曲 : ZUN(上海アリス幻樂団)
東方projectアレンジを中心に活動する音楽サークル「Halozy」による曲で、原曲は『神々が恋した幻想郷』。
曲の前半には環境音が多く入っており想像力を掻き立てられます。
筆者としては、「時折通る車のヘッドライトを浴びながら夜の町外れをゆっくり歩いてる感じ」なのですが皆さんはどう感じられたでしょうか?
中盤からは透明感のある綺麗な歌声が響き、曲はゆっくりと着実にクライマックスへと向かっていきます。
1番の盛り上がりを見せるのはなんとメロディではなくリズム隊で、トランスミュージックを彷彿とさせるスタイリッシュな音色を聴くことができます。
- アーティスト:Halozy
- 発売日: 2016/12/29
- メディア: CD
iTunes等には配信されていませんでしたが、Amazonやboothでアルバムの購入ができるようです。
Hanezeve Caradhina
Made in Abyss OST – Hanezeve Caradhina (ft.Takeshi Saito) Episode 1, 8, 9 Insert Song
Kevin Penkin 歌・作詞 : 斎藤洸 作曲 : Kevin Penkin
アニメ『メイドインアビス』の挿入歌。
題名や歌詞はこの世にない言語を使って作られていて、意味を解読することは出来ないのだそう。
歌声とメロディラインがとにかく神秘的で、まるで雲の隙間から光が降り注いでいるようです。
深層アビス(アニメの世界にある巨大な奈落)の果てしない美しさと荘厳さがひしひしと感じられ、作品の世界観と非常にマッチしています。
アニメは見るにあたって色々と心の準備が必要な内容ですが、是非一度は見て欲しい傑作。
セルフカバーの弾き語りも鳥肌モノなので是非。
TVアニメ「 メイドインアビス 」 オリジナルサウンドトラック
- アーティスト:Kevin Penkin
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: CD
花-A Last Flower-
花 -A Last Flower-
ASA-CHANG&巡礼 歌 : ASA-CHANG&巡礼 作詞・作曲 : ASA-CHANG
アニメ『惡の花』エンディング。
普通に怖いです。マジで。
途切れ途切れで無機質な声と飄々としたバックミュージックが組み合わさり、形容し難い狂気が感じられます。
凄味のあるリズムが徐々に速まることで緊張感を生み、それと呼応して心臓の鼓動が早くなっているような感覚さえします。
YouTubeコメント欄にある『風の中転がっていくビニール袋みたいなリズム』は言い得て妙ですね。
ちなみにこの曲には、同じくASA-CHANG&巡礼が制作した「花」という原曲が存在します。国内外問わず高い評価を受けた曲だそうで、坂本龍一さんも絶賛していたそう。
原曲はこちら。
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: MP3 ダウンロード
POISONED
POISONED – EMA
EMA 歌・作詞 : EMA 作曲 : 不明(フリートラック)
イントロからひたすら繰り返される一定のメロディが非常に印象的で、曲の世界観をこの短いメロディで決定づけていると言っても過言はないでしょう。
声質は透き通っていて可愛らしいのですが、それと反して歌い方はとてもクールで、ある種の敵意さえ感じられます。
曲名の「POISONED」には「毒入りの」「毒された」などの意味がありますが、なぜこの曲名なのかは歌詞を見ると分かるようです。コメント欄に歌詞の和訳(解釈含み)を載せてくれている方がいるので参考していただければと。
筆者が調べた限り、作曲者の方を見つけることができませんでした。情報がある方は是非ご連絡ください。
楽曲販売は行っていないようなので、EMAさんのYouTubeチャンネルを載せておきます。
Vogel im Käfig
Shingeki no Kyojin (Attack on Titan) OST – Vogel im Kafig (eng subs)
SawanoHiroyuki 歌 : Cyua 作詞・作曲 : 澤野博之
アニメ『進撃の巨人』の挿入歌。
曲名の意味は「籠の中の鳥」。
曲の序盤は、穏やかでささやかな幸せを感じられる雰囲気があります。
美しくも儚い歌声や壮大で包み込むような弦楽器の音色が交わることで、独特の世界観や空気感をつくり上げていますね。
中盤からはメロディに陰りが差し始め、徐々に曲全体が不穏な緊張感に包まれます。
終盤では荘厳で圧倒的な迫力を見せつけられます。宗教的な終末を感じさせる曲調が非常に印象深いです。
1曲を通してストーリー性があり、それがこの曲の最大の魅力とも言えるかもしれません。
とにかくエモい.
- 発売日: 2013/06/28
- メディア: MP3 ダウンロード
いかがでしたでしょうか?
好みの曲は見つけられましたか?
もし、いいな!と思えるような曲があったら是非周りの人にも教えてあげて下さいね。
まだまだご紹介したい曲がたくさんありますし、記事数の関係上、一つの記事で5〜10曲程度に納めなければならないのをもどかしくも思っています。
今後とも随時ブログを更新していきますのでご覧いただければ幸いです。
このブログでは他にも様々な切り口で楽曲を紹介している記事を揃えていますので、宜しければそちらもご覧ください。
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それではまた!
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